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クロスバイク
「クロスバイク」は、スポーツバイクの代表格である「ロードバイク」と「マウンテンバイク」の特徴をかけ合わせた（クロスした）自転車です。マウンテンバイクのフレームとコンポーネントをベースに、舗装路用のタイヤを履かせて滑らかに走りやすくしたのが始まりといわれます。フラットハンドルなのでロードバイクほど前傾姿勢にならず、タイヤにも一定の太さがあり乗りやすいためスポーツバイク初心者の方にもオススメです。初めてスポーツバイクに乗るという方は、ひと漕ぎの推進力にきっと驚かれるのではないでしょうか。
街乗りからツーリングなどでの長距離走行まで、幅広く楽しめるのがクロスバイクの魅力。「サイクリングを気軽に楽しんでみたい」「運動不足解消に自転車通勤にチャレンジしてみたい」「ロードバイクとは別の街乗り用に」など、さまざまな楽しみ方に応えてくれる自転車です。
- ロードバイク
- オンロード（舗装路）でのレース用に開発された自転車。「舗装路でいかに早く・無駄なく走れるか」を追求。
- マウンテンバイク
- オフロード（未舗装路）を走るのに適した自転車。頑丈なフレーム、サスペンションなどが特徴。
- クロスバイク
- オフロード用の頑丈なフレームをベースに、オンロード用のタイヤをセットしたのが始まり。安定感と走りやすさを両立。
DAIWA×MERIDA、DAIWA×LOUIS GARNEAUなど、ダイワサイクルでしか買えない人気メーカーのオリジナル・コラボレーションモデルも充実しています。
- スピード：★★★★★
- 坂 道：★★★★★
- 長距離：★★★★★
- 通 勤：★★★★★
クロスバイクのメリット
- 01身体を起こして走れるので、視界が広くて安全！
- 02ロードバイクのようにタイヤが細くないので安定感があり、パンクもしづらい！
- 03シティーサイクルに比べると、ひと漕ぎで進む距離が断然長い！
- 04変速に慣れれば、坂道もラクラク！
- 05ロードバイク、マウンテンバイクに比べてエントリーモデルが安い！
クロスバイクのデメリット
- 01シティーサイクルとは異なり、カゴ、ライト、泥よけ、カギが標準装備ではない
- 02シティーサイクルに比べてサドルのクッション性が低い
- 03シティーサイクル以上にメンテナンスが必要
クロスバイクの特徴
■フレーム
クロスバイクのフレームの材質は、カーボンやアルミ、クロモリなどさまざま。シティーサイクルなどでは「アルミフレームは軽く頑丈なハイグレードモデル」というイメージがありますが、クロスバイクでは比較的安価な材質で、エントリーモデルにもよく採用されています。
■フロントフォーク
エントリーモデルでは、フレームがアルミなのにフロントフォークにはスチールが採用されている場合があります。これは、アルミよりも衝撃吸収性に優れたスチールやカーボンを使用することで、走行時に身体に伝わる衝撃を少なくするためです。グローブを着用するとさらに衝撃を和らげることができ、転倒時にも手を保護できるのでオススメです。
■ディレイラー（変速機）
クロスバイクのディレイラーには、多くの場合、シマノやスラム製のマウンテンバイクと同じものが採用されています。このディレイラーの性能によって、変速数はもちろん変速のスムーズさも変わります。
■タイヤ
スポーツバイクのタイヤはシティーサイクルより細いものが大半ですが、クロスバイクには700x28C*、700x32Cといったロードバイクより太いタイヤが装備されているのが一般的です。タイヤが太いと安定感が高まり、タイヤの空気量も多くなるため、クッション性が向上します。乗り心地が良くなり、段差などもあまり気にせず走ることができます。
※「700x28C」などの表記について
700：タイヤの外径をミリメートルで示しています。
28：タイヤの幅（太さ）を、ミリメートルで示しています。
C：リムの大きさを示す記号です。A・B・C・Dなどがありますが、日本で使用されているのは基本的にCのみです。
合わせて買いたいアイテム
フロアポンプ（空気入れ）
フレンチバルブ対応で空気圧メーター付きのものがオススメです。
ライト
ライトは標準装備ではないのでご注意。夜間走行時は必ず前照灯を点灯しましょう。
カギ
カギも購入する必要があります。「ワイヤーロック＋α」の二重ロックが安心です。
ヘルメット
義務ではありませんが、スポーツバイクはスピードが出るため、万一に備えて着用するのがオススメです。